COLUMN

自律神経のバランスを整えよう

自律神経とは

自律神経とは心と体の機能やバランスを調整してくれる神経で、自分の意志とは関係なくコントロールしてくれています。そして、緊張・興奮状態に活発になる「交感神経」と、リラックスしているときや眠っているときに活発になる「副交感神経」の大きく2つの機能に分かれています。

しかしこの2つのバランスが乱れることによって体に不調が起きやすいと言われ、酷い場合には自律神経失調症や神経性胃炎、うつなどの深刻な問題につながることもあります。
特に強いストレスを感じると交感神経が活発になり副交感神経が低下するためバランスを崩しやすくなります。そうならないためにも日頃からストレスケアを行うことが大切です。

自律神経が乱れる原因

自律神経が乱れる一番の原因は精神的、身体的なストレスです。ほかにも昼夜逆転などの不規則な生活や疾患が原因となる場合もあります。しかしストレスを全く受けない生活をすることは現代社会において簡単に出来ることではありません。そのためには日頃からストレスをためこまず、自律神経のバランスを整えましょう。

自律神経のバランスを整えるには

(1)夜型生活から朝型生活に改善
朝、太陽にしっかり当たることで体内時計を正常に戻します。曇りの日でも、なるべく光を浴びて適度な運動を取り入れるといいでしょう。そしてリラックス時に活発になる副交感神経は睡眠状態のときに活動的になります。そのため夜はあまり光を浴びないように心掛け、質のよい睡眠を妨げるパソコンやテレビ、スマホなどからは離れ、ほの暗い部屋で十分な睡眠をとりましょう。

(2)食生活の改善
緊張するとお腹が緩くなるのは交感神経の働きによるもので、腸と自律神経は深い関係があるといわれています。ですから腸を正常に働かせるのも自律神経には重要なことといえます。カルシウムやクエン酸、食物繊維や発酵食品は自律神経を整えるのによいとされている食べ物です。積極的に摂るようにしましょう。

(3)リラックスタイムをつくる
常に交感神経が活発な状態では心も体も休まりません。多少無理をしてもリラックスタイムをつくることが大切です。入浴や読書、音楽やアロマなど自分の好きなことをする時間をつくることで副交感神経を働かせましょう。自分と向き合う時間をつくることで一人では解決できないストレスや自覚していないストレスを認識し適切な対処をすることが大切です。

ストレスケアの中で大事なのはすべて自分だけで解決しようとしないことです。すべてを一人で解決しようとすることは自律神経を乱す原因にもなります。専門の機関やお勤めの産業医に相談することで深刻な状態になるのを回避し、少しでもストレスのない生活を送りましょう。

産業医ラボ.com


お問い合わせフォームへ

関連記事

  1. 今春にも新型コロナウイルス感染症が「2類相当」から「5類」に引き下げへ!5類になると今までとどう変わる!?メリット・デメリットをご紹介します。 今春にも新型コロナウイルス感染症が「2類相当」から「5類」に引き…
  2. 保健師・助産師・看護師ってどう違うの? 産業医ラボ.com専属保…
  3. 『働き方改革関連法』施行により、ワークライフバランスの実現は可能…
  4. 今月は寝不足のピーク!?  睡眠改善インストラクターが伝授、W杯観戦でもスッキリ朝を迎える方法とは?  今月は寝不足のピーク!?睡眠改善インストラクターが伝授、W杯観戦…
  5. 飲酒量が増える年末年始は、お酒のトラブルに要注意!「健康を守るための12の飲酒ルール」を紹介します 飲酒量が増える年末年始は、お酒のトラブルに要注意!「健康を守るた…
  6. 20代から40代女性の65%が「かくれ貧血」って本当? 貧血の様々な症状や、予防法などをご紹介します! 20代から40代女性の65%が「かくれ貧血」って本当?貧血の様々…
  7. コンビニで新型コロナワクチン接種証明書が発行できるって本当?3分で発行できるか実際にやってみた! コンビニで新型コロナワクチン接種証明書が発行できるって本当?3分…
  8. 今年はインフルエンザが大流行!?インフルエンザと風邪の違いや予防法、重篤化のサインについて紹介します。 【2022年最新版】今年はインフルエンザが大流行!?インフルエン…

Facebook

最新の記事

  1. 昼間の強い眠気は超危険! 居眠り運転、転落、転倒などの事故にもつながる「過眠」について解説します
  2. 「はしか(麻しん)」が3年ぶり流行の兆し? 危険な合併症の症状や、予防接種についてご紹介します
  3. 5月17日は「世界高血圧デー」 日本には高血圧の方が4,000万人いるって本当? 高血圧が引き起こす病気や予防・改善方法について当社専属保健師が紹介します

おすすめ記事

  1. 【大澤先生の一問一答】
PAGE TOP