
2014年の行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査によると、うつ病などのメンタルヘルス不調を感じている人の13.3%が会社を休職していることがわかりました。
さらに同調査結果によると、過去3年間で、落ち込んだり、やる気が起きないなどのメンタルヘルス不調を感じたことが「ある」人が25.7%と4分の1を占めました。
自分はメンタルヘルス不調にはならないと思っていても、気付かないうちに抱えてしまった精神的な不調がきっかけとなり、仕事を続けるどころか休職にまで至ってしまう方も少なくありません。
現代社会において、休職者が発生することは他人事ではなく、どの企業にとっても起こり得ることだと言っても過言ではありません。
休職者が一人発生すると、休職者への休業手当、周りのフォローに対する人件費や代替要員の人件費や教育費などさまざまなコストがかかってきます。
今回、そのコストがいくらかかるのかシミュレーションできる「MOSIMO」をご紹介します。
仕事上のストレスが原因でうつ病などの精神疾患等になったとして労災申請を請求する人や労災認定される人は年々増加しており、従業員が過労死(過労自殺)したケースでは、「心の健康」に関する安全配慮義務違反により巨額な損害賠償金の支払いを企業に命じる判決が出ています。
このシミュレーションモデルでは、休職する従業員の年収と休職期間を入力することにより、損失コストを試算することが可能となります。
もちろんメンタルヘルス不調による休職者を発生させる前に企業にとってできることを行うことが先決です。そのためのメンタルヘルス対策における企業の損失コストを最小化させるためにこのシミュレーションをお使いいただくことをお勧めします。
ぜひ実際にシミュレーションをご利用ください!