COLUMN

コミュニケーションがあまり得意ではありません。人見知りということもあり初対面の人となるとなかなか会話が続きません。どうしたらいいですか?

大澤先生へ質問

【お名前:菅田さん / 性別:女性 / 年代:20代】
コミュニケーションがあまり得意ではありません。人見知りということもあり初対面の人となるとなかなか会話が続きません。どうしたらいいですか?

大澤先生からのご回答

ご質問ありがとうございます。

人見知りで初対面の方となると確かに会話を広げるのは難しいですよね。
今回はそんな菅田さんに明日から急にコミュニケーションがうまくなる方法!は、教えられませんがちょっとした会話が広がるコツをお教えします!

それは質問の仕方を少し変えることです!

カウンセリングにおける質問技法の中に、「オープンクエスチョン(開かれた質問)」と「クローズドクエスチョン(閉ざされた質問)」というものがあるのですが、もちろんこれは日常生活やビジネスシーンにおいても活用できる技法になっています。

オープンクエスチョンとは、相手が自由に回答できる質問のことをいいます。基本的には「5W1H」(=when(いつ)/where(どこで)/who(誰が)/what(何を)/why(なぜ)how(どうやって))を使った質問になります。相手は自由な回答が可能ですが、考える時間を必要とし、質問者側が求めている答えだけでなく本題を離れてしまうこともあります。

クローズドクエスチョンとは、「はい」か「いいえ」もしくは、一言で回答できる質問のことをいいます。相手はストレスなく回答できるため考える時間がほとんど必要ありません。質問者側は求めている情報だけを得ることができます。

この質問方法を使い分けることで会話の幅を広げることができます。

例えば“映画”についての会話をするとき、クローズドクエスチョンで「あなたは映画が好きですか?」と質問すれば、「はい」か「いいえ」で会話は終わってしまいます。

けれど、オープンクエスチョンを使えば
「あなたはどんな映画を見ますか?」
「どのような場所で映画を見ますか?」
「お気に入りの映画はありますか?」
など、回答内容によって会話の幅は広がっていき「最近英語を勉強中だから洋画をよく見ます」、「インドア派なので家で見ます」など、映画以外の相手の情報も得ることができるでしょう。

職場においては「何か問題がありますか?」と質問すれば、「特に問題ありません」と回答しがちです。
しかし「今、問題と思っていることは何ですか?」と質問すれば、回答に時間はかかるかもしれませんが内容の自由度が高く、頭の中で問題意識が呼び起こされ、思っていることを話してくれるかもしれません。

円滑なコミュニケーションを図ろうとすると「何を話すか」ということに重きを置きがちですが、「どう質問するか」ということに意識をすると、会話の幅を広げることができるのです。

話すのが得意ではない、会話がいつもすぐに終わってしまう場合や、ビジネスシーンにおいて相手のニーズを引き出したいときなどにぜひ菅田さんもこの技法を活用してみてください。


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