
【お名前:DJさん / 性別:女性 / 年代:40代】
初めまして。よろしくお願いいたします。
今年の2月より、上司のパワハラが原因で適応障害になり休職しております。先日、主治医より復職可能の診断が出され、産業医の面談を待っている状態なのですが、会社から「産業医が病気療養で休んでいるため、復職面談は保健師がする」と連絡がありました。法的に保健師の面談でも大丈夫なのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
職場復帰支援についてですが、これにはそもそも法的根拠はありません。
なぜなら、厚生労働省から発表している「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」はあくまでガイドラインであり、法律や条例ではないからです。
もちろん復職面談は産業医が望ましいですが、産業医がいない場合は、保健師などの産業保健スタッフが面談を行っても法律的には問題ありません。
もし、保健師との面談や復職に関する不安がある場合は、下記の窓口にも相談することをお勧めします。
(※DJさんの会社の労働者数により異なります。)
〇地域産業保健センター(労働者数が50人未満の場合)
労働者数50人未満の事業場等を対象に、そこで働く労働者や事業主に対して、健康相談・保健指導等の産業保健サービスの提供・情報の提供等を無料で行っています。
https://kokoro.mhlw.go.jp/health-center/
〇産業保健総合支援センター(労働者数が50人以上の場合)
労働者数50人以上の事業場等を対象に、そこで働く労働者や事業主等、衛生管理者や保健師、産業医などの産業保健スタッフに対して、産業保健活動に関する情報の提供や仕組み・体制づくりなど企業での産業保健の取組みに関する指導・助言を無料で行っています。
https://www.johas.go.jp/shisetsu/tabid/578/Default.aspx
ご質問はこちらよりご連絡ください。
