
【お名前:優子さん / 性別:女性 / 年代:20代】
最近ヘルプマークをよく見かけるようになったのですが、電車や街中で見かけても具体的に何をしたらよいかわかりません。ヘルプマークについて詳しく知りたいです。
ご質問ありがとうございます。
赤の四角いプレートに白地の十字とハートマークが描かれているヘルプマーク。
確かに最近、電車やバス内、街中で見かけることが増えてきました。
ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
そのほか、パニック障害や不安障害など外出することに何等かの困難を抱えている精神障害の方も持っています。
もしヘルプマークを身に着けた方を見かけたら
- 電車・バスの中で、席をお譲りください。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
- 駅や商業施設で、声をかえるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
- 災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。
これはあくまで一例であり、その人の抱えているハンディキャップによって援助の仕方も変わってきます。優子さんのできる範囲で配慮してみてください。
参考:東京都福祉保健局
(http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html)
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