
【お名前:中澤さん / 性別:男性 / 年代:20代】
ストレスチェックはなぜしなければならないのですか?自分の都合のいいように回答したら会社に怒られますか?バレますか?
ご質問ありがとうございます。
同じような質問を仕事以外でもよく聞かれます!
正直、「職業性ストレスチェック簡易調査票」の質問はわかりやすく、自分の回答次第でいかようにも答えることができてしまいます。
会社にとって高ストレス者になるのはよくないと思い、ストレスをあまり感じていないような回答をしてしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ストレスチェックは会社のためにするものではなく、自分のために行うものです。
もちろん、思っていることと違う回答をしても、会社から怒られることもバレてしまうこともありません。
ですが、自分が気付かないうちにため込んでいるストレスも、ストレスをため込んでしまう原因となり得る職場環境も、改善できないことになってしまいます。
高ストレスの反応が出たからといって会社の迷惑になることはありません。
それよりも会社にとって不都合なのは、ストレスを抱えた社員が多くいることで生産性が下がり、会社の業績に影響が及ぶことです。
そのためにメンタルヘルス不調の一次予防であるストレスチェックを行い「個人としてのストレスマネジメント」と「職場環境の改善」をしていくのです。
自分はメンタルヘルス不調にならない、たった57問の質問で何がわかるのか、と思う方も多いと思います。
確かにストレスチェックでわかるストレス度合いにも限界がありますし、ストレスチェックで高ストレス反応が出てもメンタルヘルス不調にならない方もいます。
けれど、現在の自分のストレス状況を客観視できることで、メンタルヘルス不調とまではいかなくても自分自身の精神的、肉体的な負担を知ることができ、セルフケアを行うことができます。そして従業員ひとりひとりがきちんと回答することで、ストレスの原因となる職場環境の改善を行うことができます。
たかがストレスチェック、されどストレスチェックと考えて、正直にストレスチェックを受検していただければご自身にとっても、会社にとってもストレスチェックを行う意義につながるのではないでしょうか。
中澤さんもご自身とご自身の働く環境のために正直にストレスチェックを受検してみてください!
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