
【お名前:加藤さん / 性別:女性 / 年代:30代】
新しく入った社員にメンタルヘルス研修のようなものを行いたいのですが、どうやればいいのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
6月に入ると、新入社員は導入研修を終え、各部署に配属されて新しい環境に慣れてくる頃かと思います。
しかし、新しい生活環境や人間関係に適応できずにメンタルヘルス不調をきたす社員が発生する可能性が多い時期とも言えます。
新入社員だけでなく、どの世代の社員にも対応できる「セルフケア」に焦点を当てた研修がいいと思います。厚生労働省が発表した「労働者の心の健康の保持増進のための指針」の中で4つのメンタルヘルスケアを推進するよう述べていますが、この中のひとつが「セルフケア」になります。
研修の主な内容としては
- ストレスについて
- 自分のストレスサインを知る
- ストレスへの対処(セルフケア)を考える
- セルフケアの基本
- ストレスと上手につきあう
- ストレスを抱え込まない職場づくり
ストレスを感じるのは悪いことだけではなく、適度なストレスはパフォーマンスを上げる。
ストレスと症状の関係を知り、ストレスやメンタル不調に気づくことができるようにする。
ストレスに気づけたら自発的に相談したり、何らかの対処をできるようにする。(対処法の例を挙げる)
①食事 ②睡眠 ③運動
誰かに話したり、ストレッチや軽い運動を行うなど、ストレスに対して自分で予防・軽減できるようにすること。
普段からコミュニケーションをとり、相手に変化に関心をもつこと。
おおまかな内容にはなりますが、このような流れで「セルフケア」についての研修を行うと良いと思います。
加藤さんのできることから始めてみてください。
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