
今春にも新型コロナウイルス感染症が「2類相当」から「5類」に引き下げへ!
5類になると今までとどう変わる!?メリット・デメリットをご紹介します。
コロナ禍になって早3年が経過しようとしていますが、1月20日に政府が今春を目途に新型コロナウイルスを感染症法の2類相当から5類に引き下げる方針を示しました。実際に変更になった場合、どんな変化があるのか?メリット、デメリットもご紹介します!
■コロナが5類になると何が変わる?
今までは2類相当という2類よりも厳しい分類でしたが、5類相当とはインフルエンザなどと同等となります。実際にどのような違いがあるのか比較してみましょう。
現在、新型コロナウイルス感染症に感染した場合はお住いの市区町村市区町村や保健所などへの報告や経過観察などが必要となっています。今後はインフルエンザになった時と同様の対応になっていくと考えると分かりやすいかと思います。
●メリット
・感染しても、かかりつけ医などの一般診療所を受診できる
・強い行動制限がなくなるため、社会経済が更に円滑になる
●デメリット
・医療費や薬代がかかる(保険診療対応)※
・強い行動制限がなくなり学校や職場でクラスターが発生、まん延しやすい
・ワクチンが有料化する可能性がある(インフルエンザ予防接種などと同様)
・治療薬が広く流通していない
※現在、全額公費で負担している医療費などは段階的に縮小することが検討されています
具体的な移行の時期は今後協議の上、正式に発表されるとのことです。また、マスク着用に関してのルールを見直すとしていて、3年間という長いコロナ対策が大きな転換点を迎えそうです。
しかし、未だ1日に10万人前後の新規感染者が確認されていますので、引き続き感染対策を万全にしていきましょう!
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