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オミクロン株対応の新型コロナワクチンが接種開始へ 接種対象者や副反応について紹介します!

オミクロン株対応の新型コロナワクチンが来週より順次予約、接種開始へ 接種対象者や副反応について紹介します!

オミクロン株対応の新型コロナワクチンが接種開始へ

接種対象者や副反応について紹介します!

 

オミクロン株に対応した新型コロナワクチンの接種がいよいよ開始される、というニュースを目にした方も多いと思います。自分は接種対象者なの?いつから接種できるの?など、オミクロン株対応ワクチンについて解説いたします。

 


 

■オミクロン株対応ワクチンとは

2022年9月に厚生労働省が特例承認した、ファイザー社とモデルナ社がそれぞれ開発した改良型新型コロナワクチンです。
中国・武漢由来の株とオミクロン株「BA.1」「BA.4-5」に対応する2種類を組み合わせた2価ワクチンで、現在主流の派生型「BA.5」にも効果があると言われています。

 

■接種対象者は?

●新型コロナワクチン初回接種(1.2回目接種)を完了した12歳以上の方

①4回目接種の対象者
②初回接種を完了し3か月(※)以上経過した12歳以降の方

初回接種がまだの方は、従来ワクチンの接種を完了してください。接種完了から3か月(※)経過した後に、オミクロン対応ワクチンの追加接種が可能となります。

※2022年10月に接種間隔の変更があり、5か月から3か月に短縮されました。
 年内に全ての接種希望者がオミクロン対応ワクチンの接種を完了を目標にしています。

4回目接種の対象については下記のコラムでご紹介しています。

本日5月25日より接種開始!新型コロナワクチン4回目接種の対象者とは?副反応についても紹介します。

また、各ワクチンの接種対象者は下記の通りです。

出典:厚生労働省 オミクロン株に対応した2価ワクチンの接種が開始されます
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000989673.pdff

■従来型のワクチンとの違いは

従来型のワクチンと比較した場合、オミクロン株に対して従来型ワクチンを上回る重症化予防効果とともに持続期間が短い可能性はあるものの、感染予防効果、発症予防効果も期待されます。
また、異なる2種類の抗原があることにより、誘導される免疫もより多様な新型コロナウイルスに反応すると考えられるため、今後の変異株に対して有効である可能性がより高いことが期待されています。

 

■オミクロン株対応ワクチンの安全性は

ファイザー社、モデルナ社ともに下記のような従来型ワクチンとおおむね同様の症状がみられています。

 

■接種するにはどうすればいい?

接種券や予約方法に関しては、お住まいの自治体のお知らせをご覧ください。

 

■まとめ

4回目接種は、60歳以上や基礎疾患がある方の接種となっていましたが、今回のオミクロン株対応ワクチンは初回接種が完了している12歳以上の方であれば誰でも接種が可能です。4回目が打ちたかったけど対象者でなく打てなかった方、3回目接種のタイミングを逃していた方などは接種を検討してみてはいかがでしょうか?
また、従来の感染予防対策も継続し、新型コロナウイルスを予防していきましょう。

 


 

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