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コロナ禍で乾燥肌が加速している!?かゆみやブツブツ、意外と消えにくい冬の肌トラブル その原因や対処法を解説します

コロナ禍で乾燥肌が加速している!?かゆみやブツブツ、意外と消えにくい冬の肌トラブル その原因や対処法を解説します

コロナ禍で乾燥肌が加速している!?

かゆみやブツブツ、意外と消えにくい冬の肌トラブル その原因や対処法を解説します

 

秋から冬にかけて肌の乾燥やかゆみなどの肌トラブルに悩んでいませんか?こまめにハンドクリームを塗ったり保湿や加湿をされたりしている方も多いのではないでしょうか?
今回のコラムでは、肌のかゆみの原因についてご紹介します。

 


 

■かゆみの原因は乾燥だけではない?

肌のかゆみは、乾燥によるものがほとんどです。
乾燥の激しい冬や季節の変わり目に起きやすいのは、『皮脂欠乏性湿疹』です。
皮脂の分泌の多い身体の中心部から離れた部位で症状が強い傾向があります。顔では目の周りや頬、口の周りなどで湿疹が起こり、身体では手足やお腹で起こります。冬場に体が温まるとかゆくなり、ひどい場合は夜眠れないほどです。

同じような症状には『アトピー性皮膚炎』があります。
年齢によって症状や症状の部位は異なり、かゆみが強く、よくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。多くは学童期によくなりますが、成人しても症状が続くこともあります。

また、突然体にポツポツと膨疹が出て、かゆみが強いものが『蕁麻疹』です。
通常は30分~1時間で消失し、別の部位に出現することを繰り返します。症状が重い場合は、鼻づまりや気道浮腫、下痢や腹痛などの胃腸症状を伴うことや軽いショック症状が出ることもあります。

出典:厚生労働省 ヘルスケアラボ 全身のかゆみ
https://w-health.jp/woman_trouble/itch/
出典:厚生労働省 ヘルスケアラボ 女性の病気と悩みQ&A「体のいたるところにかゆみがあり困っています。」
https://w-health.jp/qa/detail15/

 

■治療や対処法は?

お風呂では体を石鹸でゴシゴシ洗いすぎないように注意し、ナイロンタオルやスポンジも使わないようにしましょう。低刺激の石鹸を十分に泡立てて手でそっと洗います。
お風呂の温度も38~39℃程度にし、長湯せず硫黄などの入った入浴剤も避けましょう。血行が良くなり体があたたかくなるとかゆみが強くなるので、飲酒や辛い食べものは避けましょう。
『蕁麻疹』は、胃腸障害や疲労が原因となることがあるため、食事の改善が重要です。内服治療では抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、蕁麻疹にはH2ブロッカーを服用することもあります。また外用薬として皮膚症状にはステロイドなどの効果が期待されます。

 

■コロナ禍のマスクによる肌トラブルについて、美容皮膚科医に聞いてみました

このように冬はあらゆる場面で肌の乾燥トラブルがありますが、このコロナ禍でマスクによるトラブルも増えましたよね。
そこで今回は、マスク乾燥について東京美容クリニックの山村菜実先生にお話しを伺いました。

Q.コロナ禍になってからの患者さんの悩みで増えたことはありますか?
A.そうですね、マスクトラブルですね。マスクによる摩擦は肌にとっては刺激となり肌荒れなどの原因となりやすいですね。
Q.マスクによって外部からの乾燥から守られているような気がしますがそうではないんですね?
A.マスク内の湿気によって、ふやけた状態の肌はバリア機能が低下しています。
また、肌がマスクの繊維と擦れてしまい弱っている角質がダメージを受けてさらに肌のバリア機能は低下します。正常な角質層=肌のバリア機能でもあるため、このコロナ禍で2年以上も毎日マスク生活であった角質層は弱り肌のバリア機能は思っている以上に低下しています。
Q.マスク蒸れについてもアドバイスございますか?
A.乾燥とは逆に潤っていると勘違いしている方が多いですが、マスクを外した時に一気に水分が蒸発するため乾燥の原因となりかねません。乾燥しても保湿すれば良いのではなく、一番良いのは肌のバリア機能を正常化させ、保湿に頼らない肌を作ることです。時には美容医療を利用して即効ケアで早めに肌の立て直しをすることもおすすめです。

 


 

■解説■
山村菜実
(やまむらなみ)

東京美容クリニック 理事長

産婦人科専門医
美容婦人科医
美容皮膚科医
日本医師会認定産業医

▼略歴
2019 年 10 月 東京美容クリニック 青山本院 院長
2022 年 3 月東京美容クリニック 理事長就任

 

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