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12月11日は「胃腸の日」日本人の10~20%が悩んでいる?過敏性腸症候群について紹介します

12月11日は「胃腸の日」日本人の10~20%が悩んでいる?過敏性腸症候群について紹介します

12月11日は「胃腸の日」

日本人の10~20%が悩んでいる?

過敏性腸症候群について紹介します

 

毎年12月11日は「胃腸の日」です。誰しもストレスや食べすぎなど様々な原因で、胃腸が痛かったり調子が悪かったりすることがあると思います。今回はその中でも「過敏性腸症候群」についてピックアップしてご紹介します!

 


■胃腸の日とは

日本OTC医薬品協会が2002年に制定しました。「いに(12)いい(11)」(胃にいい)と読む語呂合わせから12月11日となりました。
師走にこの1年間を振り返ったとき、大切な胃腸に負担をかけてきたことを思い、胃腸へのいたわりの気持ちを持ってもらいたいと記念日としたようです。

 

■冬場はウイルス性胃腸炎に要注意!

冬は低温で湿度も低く、ウイルスが長く生存できる環境にあるためインフルエンザやノロウイルスなどの感染症は冬場に本格的な流行を迎えます。乳幼児や高齢者、抗がん剤治療中の患者など抵抗力の弱い人がウイルス性胃腸炎に感染すると重症になり、死亡することがありますので注意が必要です。
下記のコラムでは、ウイルス性胃腸炎の予防方法に関してご紹介していますのでぜひご覧ください。

気をつけよう!冬に流行する4種類のウイルス感染症について、症状から予防まで詳しくご紹介します!

■過敏性腸症候群とは

胃腸炎以外にも、腹痛など腸のトラブルに悩まれている方も案外多いと思います。
全人口の10~20%が悩んでいるともいわれる「過敏性腸症候群(IBS)」という病気を聞いたことがある方もいるかもしれません。
過敏性腸症候群とは、通常の検査では腸に炎症・潰瘍・内分泌異常などが認められないにも関わらず慢性的に腹部の膨張感や腹痛を訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を感じるものです。腸の内臓神経が何らかの原因で過敏になっていることにより引き起こされると考えられていて、「慢性下痢型」「不安定型」「分泌型」の3つに大きく分けられます。

●慢性下痢型

ちょっとした緊張や不安があると便意を催し、激しい下痢の症状があらわれます。別名「神経性下痢」と呼ばれます。

●不安定型

腹痛や腹部の不快感とともに下痢と便秘を数日毎に繰り返します。このタイプの便秘は腹部が張って苦しく、排便したにもかかわらず出ない、また出てもごく小さな便しか出ないというものです。別名「交代制便通異常」と呼ばれます。

●分泌型

強い腹痛が続いた後に大量の粘液が排出されます。

出典:厚生労働省 e-ヘルスネット 過敏性腸症候群
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-079.html

 

■過敏性腸症候群はストレスが原因?

内臓神経が過敏となる過敏性腸症候群原因では、ストレス、暴飲暴食や過度の飲酒、不規則な生活などによることが多いため、食生活の改善・生活習慣の改善を行った上で、ストレスが原因と見られる場合は、その原因をはっきりとさせてストレスを緩和していくことが必要となります。
「いつお腹が痛くなるんだろう」「痛くなったらどうしよう」という不安自体もストレスとなり、悪循環に陥ることもあります。日常生活や学校生活、社会生活に支障を来している場合には、医療機関や産業医に相談することをお勧めします。
また、原因が自律神経失調症の場合もあるので、心療内科の診察を受ける必要がある場合もあります。

腹痛の原因には他にも様々な疾患が考えられます。嘔吐、血便、発熱、体重減少、ぐったり感が強いなどの症状を伴う場合には、必ず医療機関で診察、精密検査を受けましょう。

出典:厚生労働省 ヘルスケアラボ 思春期の腹痛(過敏性腸症候群)
https://w-health.jp/puberty_trouble/symptoms_of_sensitive_bowels/

 

■腹痛との付き合い方を知ることも治療のひとつ

バランスの取れた食事を心がけ、刺激物を避けることが重要です。
下痢、便秘、腹痛といった症状に応じた処方薬もありますが、「もしお腹が痛くなったら〇〇しよう」という対応策をいくつか準備しておくと慌てずにやり過ごすことができます。
具体的には、出先でのトイレの場所を確認しておく、リラックスして気分転換できる方法を考えておく、などです。お守り代わりに薬を常に持ち歩くのもいいかもしれません。「お腹が痛くなっても○○したら大丈夫だった」という経験があると不安が軽くなり自信につながります。

 

■まとめ

日常には様々なストレスがあり、過敏性腸症候群になる方も増えています。なかなかコントロールが難しいとは思いますが、日々の生活を振り返って少しずつ改善していきましょう。

 


 

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