
ストレスへの対処法「3つのR」とは?当社専属の精神保健福祉士が解説 生活習慣を整える〝手軽にスッキリ〟セルフケア方法
ストレスと聞くとネガティブなイメージをもたれがちですが、決してストレスそのものは悪いものではありません。簡単に言えば、ストレスは緊張と弛緩でいうところの緊張です。その緊張(ストレス)を乗り越えたときに達成感をもたらしてくれたり、自信を持つことや成長する糧になることもあるからです。しかし、過剰なストレスは心身にさまざまな不調をもたらします。今回のコラムでは、ストレスで起こる不調とは?対処法とは?などを当社専属の精神保健福祉士がご紹介します!
■ストレスが原因で起こる不調とは
過剰なストレスにより起こる不調は主に下記のような症状です。
・体に起こる不調
頭痛、肩こり、不眠、食欲低下、便秘、下痢、めまい、動悸、など
・心に起こる不調
不安、イライラ、気分の落ち込み、不眠、集中力の低下、など
・行動に起こる不調
飲酒や喫煙量の増加、食欲亢進、欠勤や遅刻の増加、仕事でのミスの増加、など
こうした不調を防ぐには、ストレスに対する対処法をもつことが重要です。
■ストレスへの対処法「3つのR」とは?
自律神経を乱れさせないためには、免疫力を高めていくことが必要です。では、どのように高めていけばいいでしょうか?
①レスト(Rest)-休息・休養・睡眠-
オンとオフを切り替え、休息をしっかりとることが重要です。
栄養のある食事を摂り、夜はしっかり睡眠をとるなど規則正しい生活を心がけましょう。
快適な睡眠のためには、就寝前のスマホ操作を控え、読書や音楽をなどでリラックスするのがおすすめです。
②レクリエーション(Recreation)-運動・娯楽・趣味・気晴らし-
休日には趣味や娯楽など、好きなことに専念する時間をつくりましょう。
好きなことに打ち込むことは、疲労やストレスの解消に役立ちます。
③リラクゼーション(Relaxation)-ストレッチ・瞑想・音楽・アロマ-
忙しいときや緊張しているときは、つい体に力が入ってしまいます。
そんなときは、ストレッチや瞑想などで筋肉の緊張をほぐしたり、呼吸を整えたりなどのリラクゼーションを取り入れましょう。
■まとめ
ストレスと上手に付き合うためには、自分なりのストレス対処法を持っていることが大切です。自分に合ったストレス対処法を探して、日頃からストレスを溜め込まない生活を送りましょう。
■ 執筆 ■
大澤 海実
おおさわ あみ
株式会社セントラルメディエンス
産業医ラボ.com専属精神保健福祉士
入社前は精神科のクリニックにて
AC(アダルトチルドレン)やaddiction(依存症)の患者を対象に
数多くの生活相談を受ける。
現在は、当運営会社 株式会社ヴェリタスジャパンに入社し、
産業医ラボ.comの専属精神保健福祉士として活躍している。
主に従業員・一般個人のメンタルヘルス相談や
ストレスチェックに関する企業へのサポート業務を担当。
「大澤先生の一問一答」
https://sangyouilabo.com/category/qanda/
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