
職場環境改善計画助成金(Aコース)及び(Bコース)は令和元年6月30日をもって廃止となり、新しく事業場コースと建設現場コースに変更になりました。
今回は建設現場コースを詳しくご紹介します!
【職場環境改善計画助成金(建築現場コース)】
■助成金の概要
建築業の元方事業者が、ストレスチェック実施後の集団分析結果を踏まえ、メンタルヘルス対策促進員による助言・支援に基づき職場環境の改善を実施した場合に、費用の助成を受けられる制度です。
■助成金を受けるための要件
〈届出前に次の6つの要件を全て満たしていること〉
- 労働保険の適用事業であること。
- 元方事業者及び関係請負人の労働者数が常時50人以上の建設現場であること。
- 元方事業者は、ストレスチェック実施後の集団分析を実施していること。
- 平成31年1月以降、新たに建設現場を訪問したメンタルヘルス対策促進員からストレスチェック実施後の集団分析結果の見方やストレスチェック実施後の集団分析結果を踏まえた職場環境改善手法について助言・支援を受けていること。
- メンタルヘルス対策促進員の助言・支援を受け、職場環境改善計画を作成し、当該計画に基づき職場環境の改善を実施していること。
- メンタルヘルス対策促進員が、職場環境改善計画に基づき職場環境の改善が実施されていることを確認していること。
■助成対象
職場環境改善に係る機器・設備購入(リースやレンタルを含む。)費用
建築業の元方事業者がストレスチェック実施後の集団分析結果を踏まえ、メンタルヘルス対策促進員の助言・支援を受け、職場環境改善計画を作成し、計画に基づき職場環境の改善を実施した場合に、負担した機器・設備購入(リースやレンタルを含む。)費用が助成されます。■助成金額
助成額(上限額) 1建設現場当たり5万円が上限となります。ただし、リース等の場合は、費用の実費とします。
※5万円(税込)の範囲であれば、複数の機器・設備が助成対象となります。参考:独立行政法人 労働者健康安全機構
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1400/Default.aspx